mixpanelのコホートをGoogle広告に連携させてみる
ミックスパネラーの國崎です。
今回は「mixpanelで分析したユーザーグループのコホートをGoogle広告に連携させる」をやってみたので、その辺の手順を紹介します。
前提条件
今回の作業ですが以下の条件を満たしている方が前提となります。
- mixpanelでコホートを作成している
- Google広告のアカウントを利用している
- mixpanelのユーザーにGoogle広告アカウントのアクセス権を付与している
これらいずれかの条件を満たしていない方は連携作業が出来ないので、事前に準備しておくようにしましょう。
やってみる
mixpanelで連携するGoogle広告アカウントをセットする
まずmixpanelでGoogle広告アカウントとの連携設定を行います。
mixpanelのIntegrationsをクリック。
Google Adwordsの「Sign in with Google」をクリックし、連携するGoogleアカウントを指定します。
今回の「連携名」と「連携するGoogle広告のカスタマーID」を入力します。
ちなみにGoogle広告のカスタマーIDはGoogle広告の右上のアイコンから確認できます。
アイコン下に表示される3桁-3桁-4桁の数字です。
連携が成功するとConnectedと緑の文字で表示されます。
これでmixpanelとGoogle広告の連携は完了です。
mixpanelのコホートをGoogle広告にエクスポートする
次にすでにmixpanelで作成しているコホートをGoogle広告にエクスポートさせます。
mixpanelのCohortsをクリック。
エクスポートするCohortsの右端から「Export to…→Google Adwords」を選択。
エクスポートのパターンが2つ表示されます。
One-time exportが1回のみの連携、Recurring syncが2時間毎にコホートとGoogle広告の同期を行います。
今回はOne-time exportで進めます。
Begin Syncをクリックし数時間待ったら連携が完了します。
連携が完了したらmixpanelのIntegrationsで最終同期時間が反映されます。
Google広告でエクスポートされたコホートを確認する
mixpanelでエクスポートしたコホートがGoogle広告にきてるか確認します。
Google広告>ツール>共有ライブラリ>オーディエンスマネージャーを選択。
セグメント名に「mixpanel_(エクスポートしたコホート名)」のリストが来てることを確認しました。
mixpanelのコホートとGoogle広告のユーザーを統合する際の注意点
mixpanelのコホートをGoole広告のユーザーと統合する場合、Google広告はメールアドレスを使ってコホートのユーザーとシステムのユーザーを統合します。
メールアドレスがない場合は、代わりに電話番号か姓名を組み合わせて使用します。
Google広告で照合ができなかったコホートのユーザーはオーディエンスから除外されます。
参考
最後に今回の連携で参考にしたmixpanelのドキュメントをお伝えします。
各エラー毎の対処法も記載されているので、エラーが起こる方は参考にしてください。
こちらの記事もよく読まれてます
mixpanelとは?できることや使い方・特徴をわかりやすく解説!
mixpanelのお問い合わせはクラスメソッドまで!
クラスメソッドではmixpanelの導入支援、伴走支援を手厚く行なっております。
mixpanelがどんなもんか知りたい!使い方を教えて欲しい!もっと活用方法を知りたい!
と言う方はぜひぜひクラスメソッドまでお問い合わせください!!